頑張りましたので、無断転載はおやめください。
17話
臨也「贄川春菜でも良かったんだけどさぁ、でも園原杏里のほうが面白いよね」
波江「で?」
臨也「今は火種で十分だよ、暫く放って置けばその火種が燻って燻って…あぁ!俺はもう待ちきれないよ!」
波江「でも、黄巾族って中学生のガキが作ったんでしょ?そんなに大したもの?」
臨也「ガキのくせしてアレだけの人数をまとめるってのが、既に脅威なんだよ」
臨也「ま、黄巾族の将軍とも俺は知らない仲じゃないしねぇ」
21話
臨也「退屈だ。何もやることが無いっていのは実に退屈だ」
波江「殴っていい?」
臨也「いいじゃん。その分給料払ってるんだから」
波江「この粟楠会に送ったチョコレートって何?」
臨也「拳銃だけど、なにか?」
波江「へ?っ!!」
臨也「いやぁ、ほら。半年くらい前、粟楠会から拳銃盗んで逃げた奴が居たろ?」
波江「ああ、忌まわしいデュラハンが追っかけてた奴ね」
臨也「ああ、そのときの拳銃はほとんどセルティが回収して事なきを得たんだけど。」
臨也「まだ一丁見つかってないんだよね。だから…(携帯メロディ)」
臨也「やぁ、そろそろかかってくると思っていたよ」
波江「・・・ハッタリ?」
臨也「ああ、いいとも」
23話
波江「遅かったわね・・・何その顔。どしたの?」
臨也「ちょっとね…いいパンチを貰ってね」
***
臨也「なあ、ひとつ聞いていいか?」
波江「なによ?」
臨也「法螺田に帝人くんの情報流したのって君だろう?」
波江「どうかしらね?」
臨也「怖いねぇ、いまだに根に持っているとは…」
臨也「まったくオレの予想通りに動いてくれる人もいれば、サイモンやシズちゃんみたいに予想を覆す人間もいる」
臨也「だからこそ!俺は人を愛して愛して愛して止まない!」
臨也「あぁそうさ!だからきっとこんなくそったれな仕事を続けていられるんだろうねぇ!」
臨也「反吐が出るくらいに、楽しいよ」
波江「・・・何度もいうけど、人間のほうは多分あなたのことが大っ嫌いよ」
臨也「そうかな…ははっはははっははははっ」